ながみえの旅

~ひたすらソロツーリングと山歩きと雑飯~

【山道を歩こう】雨乞岳(鈴鹿セブンマウンテン)

11月10日。 鈴鹿セブンマウンテンの一つ、雨乞岳に登ってきました。

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【登った山】

雨乞岳(武平峠  ⇒東雨乞岳 ⇒ 雨乞岳)
山の位置:滋賀県
頂上の標高:1238m
上り:909m、下り:909m

鈴鹿セブンマウンテンの中で唯一滋賀県に属する山。

 

【体力の無いながみえが実際に登ってみて】

登った日:11月10日(晴れ)
歩行時間:約5時間40分(昼食等の休憩時間含む)
歩行距離:7.5km(ウェアラブル端末で計測)
歩数:10656歩(ウェアラブル端末で計測)
難易度:★★★☆☆(鈴鹿セブンマウンテンの中では比較的難易度が低いはずなのに、やたらと疲れた)

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武平峠から雨乞岳登山開始

10時15分。雨乞岳の武平峠登山口に到着しました。

 

この日、本当は鈴鹿セブンマウンテンの別の山、鎌ヶ岳に登るつもりでした。しかし紅葉シーズンのため物凄く渋滞しており、車を止められずに急遽山を変更したため、ちょっと遅いスタートとなってしまいました。

 

最初の急な登り以降は緩やかなアップダウンが続きます。

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今は紅葉シーズンど真ん中。木々は色付いており、おそらく最高のタイミングでした。

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ま、そのためか登山者は今まで見たことないほど多く、ちょっとげんなりしましたが。

 

紅葉を眺めながらのんびり歩きます。雨乞岳は最初の7割程は登山と言いつつ下りの方が多く、それも結構緩やかなためまるでハイキングのようです。

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登山を始めてからもう1年。だいぶ慣れてきたので今回はアウトドア料理に挑戦しようと、材料やら何やらを色々持ってきています。

 

いつもより荷物が多いですが、期待感が大きいためか重さは全然感じません。ウキウキしながら歩き続けます。

 

・・・と、ここで不意に、ちゃんと全ての道具・材料を持ってきたか不安になりました。リュックを下ろして中身を確認します。

 

そして衝撃の事実が発覚。

 

クッカー(鍋)が無い!

 

マヂか・・・。何がウキウキして重さを感じないだ! 実際重くないじゃないか! 

 

どうしよう、昼飯抜きか・・・? いや、登山でそれはキツイだけでなく危険だ。では引き返すか・・・いや、だが・・・。

 

祈るようにリュックの中をあさります。

 

すると材料を入れた袋からこれが出て来ました。 

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携帯食。行きと帰りのエネルギー補給で1本ずつ食べるつもりだったもの。

 

まぁ何とかこれで行けるか。後は料理するつもりだった材料をそのまま適当に食べよう。

 

どうなることかと思いましたが、何とか続行できそうです。ちょっと惨めな食事になるかもしれませんが。

 

足元の紅葉の葉が 、何だか元気づけてくれてるような気がしました。

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最高の紅葉

11時25分。クラ谷分岐を超えて少し行ったあたり、登山道から少し外れた場所になんか良さそうな場所を発見。写真の奥の方です。

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他の登山者は見向きもせずに登山道を進んで行きますが、キニナル・・・。行ってみましょう。

 

 

大当たり!

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むちゃくちゃ綺麗な紅葉! しかもそれを独り占め!

 

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ここまで綺麗な紅葉を見たのは初めてです。本気で感動しました。

 

今回の雨乞岳登山の価値の半分くらいはこの場所にあったと思います。

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最高です。引き返さなくて良かった!

 

東雨乞岳山頂へ続くキツイ登り ⇒ 雨乞岳へ

歩き始めて約2時間。12時過ぎたあたりから急に勾配がきつくなってきました。これまでは比較的楽な山歩きでしたが、いよいよ本格的な登山といった感じです。

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枯れ木の林の奥にうっすらと山頂が見えます。まだ結構あるな・・・

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視界は開けて、景色はめっちゃ良くなってきました。

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通過点、東雨乞岳山頂まであと少し。急勾配のうえ道がクマザサに覆われてて狭くて歩きにくい、雨乞岳登山最大の難所です。

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そして12時50分。東雨乞岳の山頂に到着しました。

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寒い! 風が強くてめっちゃ寒い!

 

せっかくの絶景ですがしっかり見る余裕もないくらい寒いのでもうそのまま通過します。ゴールは向こうに見える雨乞岳。

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再びクマザサに覆われた道を歩きます。風を防いでくれて温かい・・・

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13時5分。2時間50分かけて雨乞岳山頂に到着しました!

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景色見えねぇ・・・

 

わびしい昼食

さて、いつもなら待望のお食事タイムですが、今回は残念な時間となります。

 

本当は、今回はsoyoさんという方が紹介されているトマトラーメンをつくるつもりだったのですが、また次の機会へ持ち越しです。 

www.yuruyamanobori.com

 

取り敢えずチョコバーを齧ります。

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・・・うめぇ。

 疲れた体に甘い物の組み合わせは最高です。でもこれは食事じゃない!

 

持って来た材料を広げます。それでは食事にしましょう。

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私「・・・・・・」

 

普通に美味いな。さすがチキンラーメン。

 

できればやはり温かいものが食べたかったですが、これはこれで悪くないかもしれません。

 

欠点は顎がめっちゃ疲れることと、他の登山者がかわいそうな人を見る目で見てくることくらいでしょうか。

 

ちくしょう。

 

雨乞岳 下山

さて、長居は無用。寒いのでもう下山します。

東雨乞岳まで戻り、寒いのを我慢してちょっとだけ撮影してみました。

 

周りの山々が見渡せるのが素晴らしいです。

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真ん中のちょっと右のとんがったとこが今日行きたかった鎌ヶ岳かな? 

 

雨乞岳は登山道が少ないため同じルートを通って帰ります。 一度歩いたところなのでさっさと降りてしまいます。

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そして 15時50分。無事車のところまで戻ってきました。

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歩行時間 5時間40分(昼食等の休憩含む)

歩行距離:7.5km。歩数:10656歩。 

 

前回の竜ヶ岳と比べると2/3くらいの距離&歩数なのですが、なぜか今回は非常にきつかったです。久しぶりに膝が痛くなりました。

 

やはり山頂周辺の急勾配がきいたのでしょうか。まだまだ鍛え方が足りません。

 

鈴鹿セブンマウンテンも残るはあと3つ。制覇するまでには、せめて膝が痛くなることはないくらいにはなっていたいものです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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