11月17日。屋久島一周ツーリングにいってきました。本記事は後編です。
立ち寄った(立ち寄りたかった)場所は以下の通りです。
1.志戸子ガジュマル公園
2.矢苔獄神社(個人的に隠れ名所)
3.いなか浜(通過しただけ)
4.屋久島灯台(普通の灯台)
5.西部林道(サル!シカ!)
~ここから後編~
6.大川の滝(ながみえ史上最高の滝)
7.中間ガジュマル
8.お食事処 つわの花(昼食)
9.平内海中温泉(今回はスルー)
10.千尋の滝(屋久島最大の滝)
11.トローキの滝(滞在時間10秒)
12.屋久島自然館
13.ヤクスギランド
14.屋久島八万寿茶園(バイク乗りの義務を果たす)
15.縄文の宿 まんてん(温泉)
屋久島一周ツーリング(前編)は↓↓
大川の滝
西部林道で大いに癒された後、広い快走路を気持ちよく走ります。
そして11時40分。大川(おおこ)の滝に到着しました。
やばい。何と言うか、やばい。
こんなに大きくて綺麗な滝を、こんなに間近に見られる場所は、他に知りません。
僕がこれまでに見てきた中で特に素晴らしい滝を3つ挙げるとしたら、それは和歌山県の那智の大滝と富士山の麓の白糸の滝。そしてここ屋久島の大川の滝を選びます。
さらに那智の大滝と白糸の滝は観光客が多すぎて嫌になりますが、ここはそんなことはありません。まさに大自然そのまま! 最高です。
滝壺付近にうっすら虹ができているあたりがたまりません。
今日は朝からずっと感動しっぱなしです。
屋久島、まじやばい。
中間ガジュマル と お食事処 つわの花
12時過ぎ。中間ガジュマルに到着しました。
うむ、見事。
そしてこのガジュマルの門をくぐった先に「お食事処 つわの花」という店がありました。外観の写真を撮ったのですが、何故かデータがぶっ壊れてて見れません・・・(´;ω;`)
ちょうどお昼時なので中に入ります。
屋久島一周ツーリングをする際、普通は島の東側からスタートすると思いますが、昼時に通過する西側には実はほとんどお店は無いため、ここはかなり貴重です。
中に入ります。
まさに民家を改造したような店。雰囲気は最高です。
メニューを見て、迷わず「つわの花定食」を頼みました。
またトビウオのから揚げか! 昨日も食べてただろ!
なんて言わないで下さい。美味しいんです本当に。
食後、見たこともないデザートが出て来ました。
左上はパッション、右と下はタンカンと言う、南の島にしかないフルーツだそうです。
パッションは非常に酸っぱく、しかしそれが癖になるおいしいフルーツでした。タンカンは普通にミカンでした(味オンチ)。
屋久島の南側を走る ⇒ 千尋の滝とトローキの滝
お腹いっぱいになったところでツーリングを再開します。
島の南側の道沿いにはカラフルな花が沢山咲いていました。
屋久島一周ツーリング中❗️
— ながみえ (@nagasaki_mie) 2019年11月17日
南の島の色とりどりの花たち pic.twitter.com/WRlhpEVidJ
11月でこれなら春から夏の間はいったいどうなるんでしょう。
しかし屋久島は花も綺麗だけどそれ以上に山が綺麗だ。
屋久島一周ツーリング中❗️
— ながみえ (@nagasaki_mie) 2019年11月17日
山々が美しい… pic.twitter.com/16y8yxBTrQ
千尋の滝
13時45分。千尋(せんひろ)の滝に到着しました。
う~ん。屋久島最大規模の滝だそうですが、大川の滝の感動が大きすぎたせいか、ちょっとイマイチだと感じました。近くで見れれば素晴らしいのでしょうが。
屋久島一周ツーリング中❗️
— ながみえ (@nagasaki_mie) 2019年11月17日
千尋の滝に到着
滝そのものよりも滝を含めた風景が美しい pic.twitter.com/vRFR6xss1F
トローキの滝
14時10分。トローキの滝に到着しました。海に直接落ちる滝は珍しいのだそうです。
遠い。小さい。蚊が鬱陶しい。
滞在時間10秒でした。
屋久島自然館 ⇒ ヤクスギランド
14時40分。屋久島自然館に到着しました。
昨日行った屋久島環境文化村センターとはまた違った角度からいろいろ紹介されており、非常に興味深かったです。
屋久島カレンダー買っちった^^
ヤクスギランド
屋久島自然館を出るとそのまま山を登ってヤクスギランドに向かうのですが・・・
バイク乗りとしてはそこに向かう道について語らざるを得ません。
標高1000mまで登る素晴らしい絶景コースです。
観光地もいいですが、そこへ向かう道中を楽しんでこそのバイク旅ですよね。
そして15時30分。ヤクスギランドに到着しました。
またしても入り口の写真のデータが壊れてる・・・(´;ω;`)
入場料を払って中に入ります。
屋久島一周ツーリング中❗️
— ながみえ (@nagasaki_mie) 2019年11月17日
ヤクスギランド散策中
山登りをせずに屋久杉を見たかったらここがいいとのこと pic.twitter.com/l2DVTa07Fl
今回、島の沿岸部を回るツーリングであるにも関わらず反時計回りの進路を選んだ理由の一つがここにあります。このヤクスギランドをツーリングの後半に持って来たかったんです。
この写真はヤクスギランドのカタログです。
これを見て分かるように、ヤクスギランドは森の中を散策でき、そのルートは30分、50分、80分、150分、210分のコースがあり、どれでも選ぶことができます。
つまり時間調整に使えるのです。
私は50分のルートを歩くことにします。気持ち的には一番長いルートがいいのですが、実はこのとき少し時間が押していて焦ってました。
プチ登山といった感じですが、道は整備されていて歩きやすいです。
そして初めて見る屋久杉「千年杉」。
でかい! 素晴らしい!
そしてこれを見た結果、我慢できなくなり結局80分コースに向かう私。めっちゃ速足で歩きます。
仏陀杉。でかすぎてなんか他が小さいような気がしてきました。
もともと山道は好きですが、ここはこれまで来たどんな山道とも違います。これが南の島の森の雰囲気というものなんでしょうか。
心地良い。
最高です・・・が、時間が気になってしょうがない!
80分コースですが、めっちゃ速足で歩いた結果40分でゴールしました。ちょっともったいなかったな・・・
屋久島八万寿茶園 ⇒ 縄文の宿まんてん
そして16時50分。閉店ギリギリの屋久島八万寿茶園に到着しました。
急いでいた理由はこれです。何とか今回もちゃんとバイク乗りの義務を果たすことができそうです。
バイク乗りは、旅先でソフトクリームを食べないといけません。
うまい(●´ڡ`●)
最後は温泉です。「縄文の宿まんてん」の日帰り温泉を利用します。
露天風呂が最高でした^^
そして18時30分。約10時間40分かけてスタート地点の宿に戻ってきました。
走行距離:163.0km
距離としては控えめですが、これまで経験した中でもトップクラスの、本当に最高のツーリングでした。ここまで密度の高いツーリングがかつてあったでしょうか。
今後、「おすすめのツーリングスポットは?」と聞かれたら、僕は間違いなく「屋久島」と答えます。
移動に結構な費用がかかるのが難点ではありますが、それ以上の価値があると思います。全てのバイク乗りにおすすめしたいです。
さて、明日はいよいよ縄文杉トレッキングです。
樹齢3000年とも言われる屋久島のシンボル、縄文杉。見るためには往復10時間ほど歩かなければならないとか。
早朝の出発になるため20時にはもう就寝します。楽しみだな。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
【屋久島観光シリーズ】
・屋久島ツーリング&トレッキング 1日目
・屋久島一周ツーリング(前編)
・屋久島一周ツーリング(後編)
・屋久島 縄文杉トレッキング
・屋久島ツーリング&トレッキング 最終日 ~かかった費用まとめ~