―――熊野古道。
紀伊半島の中心に居を構える、熊野三山へと通じる巡礼の道。
2004年には世界遺産にも登録された、文化と歴史を伝える美しい道。
そんな素晴らしい道が、こんなにも近くにある・・・!
と、いう訳で。
熊野古道、歩いてみたいと思います。
ただ、私は山歩きに関しては完全に素人です。
小さな失敗やトラブルなんかは旅の醍醐味ですが、怪我をしてしまってはつまらないので、しっかりと準備をして挑みたいと思います。
熊野古道とは?
写真は熊野本宮のホームページより(http://www.hongu.jp/kumanokodo/)
熊野古道は世界遺産にも登録された、紀伊半島にある古道です。
この地方にある熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社を総称して熊野三山と呼び、その熊野三山とその周辺の地域を繋ぐ道を熊野古道と呼びます。
登録されたのは2004年のことで、遺跡および文化的景観がある「紀伊山地の霊場と参詣道」の中の一つとして、周辺各地の山や滝、神社仏閣などと共に入りました。
熊野古道は古道と名の付く通り、石畳の道もあれば、石の階段があったり、岩場や土の登山道もあります。
非常に美しく風情のある道が数キロ~数十キロに渡って続いており、毎年沢山の観光客が訪れているそうです。
準備したもの
今回、熊野古道に挑むにあたって必要な道具をいくつか購入したので紹介します。
以下、黒い文字は熊野古道に行く前に書いた部分で、赤い文字は行った後に書き足した部分になります。
以下で紹介する道具を使って実際に熊野古道を歩いてみた記事がこちら↓↓です。正直、甘く見てはいけないと痛感しました。
本格的な山歩きではなく、とりあえず雰囲気を味わいたい方はこちら↓↓がお勧めです。ここを歩いて気に入ったら中辺路↑↑へ行きましょう。
①リュックサック : 2,870円
登山用のバックパック、30Lです。素人なんで良し悪しなんて分かりません。よって値段重視です。吉と出るか凶とでるか・・・。
【中辺路で使ってみて】
日帰りや1泊2日くらいならこのサイズで十分でした。使い勝手も良く、デザインも気に入っています。値段重視で選びましたが、大正解でした。
②トレッキングシューズ : 4,047円
今回、初めての登山靴をネットで購入するという暴挙を犯しました。
家の中で履いてみた感じでは悪くなさそうですが、さてどうなるか・・・。
【中辺路で使ってみて】
一日中歩き続ける×2回の使用で、特に問題ありませんでした。こちらも大正解。別の山を歩いた感じから、やはりスニーカーでは厳しく、しかし高級な登山靴までは必要ないと感じました。
③アウトドアスポーツウォッチ : 6,093円
ネットで万歩計を探していたら何故かこれを買っていました。無意識でした。
なんかこれ、やたらと多機能です。
メトロノームって何?!
【中辺路で使ってみて】
正直、不要でした。かなり多機能ですが、歩数と歩行距離くらいしか見ないのでもっと安価なものか、最悪スマホで十分と感じました。
④その他、持って行くもの
・水筒:まぁ必須でしょう。家にあるのを持って行きます。
⇒5月に歩く分には1リットルで十分でした。
・KODO帽子:なんと、なぜかもともと持ってました。熊野古道帽子。
他にもあると便利なものはいろいろあるかと思いますが、とりあえず第1回はこんな装備で行ってみたいと思います。
※後からカッパとトレッキングポールを追加しました。
【中辺路で使ってみて】
中辺路に挑戦した1日目に実際に雨に降られて着用しました。簡単に着れて水漏れ等も無かったので合格です。ただ、周りの人たちはそのまま濡れて歩いてたので、ちょっと浮いてしまいました・・・
【中辺路で使ってみて】
これ必須! 必須です!
中辺路1日目は無しで挑戦し、苦境のあまり挫折しそうになりましたが、2日目にこれを使って歩くと遥かに楽になりました。
足への負担軽減効果が絶大です。山歩きの素人こそ、これを持っていくべきです。
さて、楽しみです。
初めは初心者向けの、日帰りで歩けるコースを選ぶつもりですが、いつかは3泊4日くらいかけて歩く本格的なものにも挑戦するつもりです。
早く休みにならないかな・・・