7月20日。永源寺集団施設地区探勝歩道とかいう長い名前の遊歩道(?)を歩いたので記事を書きました。
【登った山・歩いた道】
永源寺ダム ⇒ 傘松山 ⇒ 永禅の滝 ⇒ 識呂の滝
山の位置:滋賀県
頂上の標高:471m(笠松山)
【体力の無いながみえが実際に登ってみて】
登った日:7月20日(晴れ/曇り)
歩行時間:約4時間01分(休憩時間を含む)
歩行距離:5.5km(YAMAPアプリで計測)
消費カロリー:1722kcal(YAMAPアプリで計測)
素人目線の難易度:★★☆☆☆
最初の鬼のような登りさえ抜ければ、後は比較的楽なハイキング。しかし登山道(遊歩道)はもう長いこと手入れされておらず荒れ果てており、忘れられた感が強い。
なお、他の人のブログを見ると歩行時間は約2時間半程度が多い。自分の体力の無さが恨めしい・・・
永源寺ダム ⇒ 登山開始
午前10時30分。滋賀県の永源寺ダムに到着しました。
このダムを渡り、向かいにある山、「笠松山」を登ります。
写真の左上、鉄塔があるあたりが笠松山の山頂。標高は471mと低めなので、そこを通過して奥にある2つの滝を見て戻ってきます。
さっそく出発しましょう。
ダムを越えた先にある小さな公園。ここに今回歩く遊歩道(?)の入り口があります。
永源寺集団施設地区探勝歩道。長い。そしてボロい。
看板だけでなく遊歩道自体も長く放置されており、荒れ果てているとのことですが、まだ繋がってはいるようなので今の内に歩いておこうと思った訳です。
出発しようとすると、また何かボロい看板を発見。
ふむ。どうやらこの遊歩道の途中にA~Jの10個の記号が付けられた木があり、その木の名前を当てようというゲームのようです。
正直木の名前には全然自信がありませんが、挑戦してみましょう・・・と、意気込んでスタートしたのですが、残念ながらこの記号が付いた木、一つとして見つけることができませんでした。どうも全て朽ち果ててしまったようです・・・(´・ω・`)
残念。
笠松山登山
10時45分。いよいよ山歩きスタートです。
どの山もそうですが、スタートした直後が一番キツイ。僕だけでしょうか?
倒木。人気のある山ならすぐに撤去されますが、ここは当然の如く放置されています。
きのこ。
地獄のような上り坂をヒイヒイ言って登りきると、ボロボロの休憩所がありました。
ありがたい。初っ端から疲労困憊なんで、迷わずベンチに横になって休みます。
しかし、ここに来て本当にこの道はもう全く手入れされてないんだなと実感しました。
この先大丈夫かな・・・。ちょっと不安になるも、今更引き返せません。気合を入れなおして先へ進みます。
きのこ。
ちょっと進むとまた休憩所。ちょっと過保護過ぎない? まあここは使える状態ではありませんでしたが。
この先も、休憩所はかなりの数ありました。つまり普段あまり山登りをしないような人たちも、かつては沢山ここに来ていたんでしょうね。
なんでこんなに寂れてしまったんでしょう。寂しいですね。
そして12時ちょうど。笠松山山頂に到着しました。
こんな雑な山頂の看板初めて見たよ!
というかこれを見つけられずに周辺の藪の中を15分ぐらいウロウロしてしまいました。
人気の無い山だとこんな感じなのか・・・
永源寺集団施設地区探勝歩道を歩く
さて、笠松山の山頂は何一つとして見るものが無かったのでさっさと先へ進みます。
ちょっと進むと鉄塔がありました。ダムから見えてたやつですね。
そしてここは今回唯一の好展望地です。残念ながらダムは木々で隠れて見えませんでしたが。
???。怖い。
先へ進みます。山頂を超えたんでしばらくは平坦な道か下りです。
しかし本当に倒木だらけだな。歓迎されてない感が凄い。
頻繁にある休憩所も、使用できるのは半分くらいです。
きのこ。
ちゃんと文字が読める看板発見! 沢があります! 行ってみます!
沢・・・まあ、沢か。あの看板いる? ここに来る価値があるとは思えない・・・
それともかつてはもっといい感じの場所だったんですかね?
おしゃれな橋を渡ってさらに先へ。
2つめのおしゃれな橋は埋もれてました。もったいないなぁ・・・
きのこきのこ。
永禅の滝
12時50分。お腹が空きました。
笠松山山頂以降は下りか平坦な道なので疲労はそれほどでもありませんが、お腹が空きました。
昼食を取ろうと思ってる永禅の滝まではあと500m。普通の道ならなんてことない距離ですが、山の中だとこれがまた遠い・・・
さらにこの道はまた登りになってどっと疲労が押し寄せてきますが、ナニクソと踏ん張って歩き続けます。
きのこきのこ。
そして13時10分、ようやく今回の昼食の地、永禅の滝に到着しました!
見事な2本の滝。最近の雨もあってか水量が多いです。
そしてめっちゃ涼しい。正直来ているTシャツは絞れるくらい汗をかいてますが、やはり滝の傍は涼しいです。生き返る・・・
そしてそんな場所で食べる今回の昼食は・・・
こちら!
山登りの定番、カップヌードルです。汗だくの状態でこんな熱いもの食べて大丈夫か・・・という不安もありましたが、この場所なら大丈夫。
そして、至高の時間。
やばいうまい。
夏の暑い時期の涼しい場所で、程よい疲労感の中で食べるカップヌードル。毎回同じようなことを言っていますが、これ以上に贅沢な食事があるでしょうか。
最高でした。
識呂の滝
永禅の滝があまりにも快適だったため無駄に40分も居てしました。
次なる目的地、識呂の滝へ向かいます。
きのこきのこきのこきのこきのこきのこ。
全部見つけられるかな?
水がめっちゃ綺麗。
冷たい!
なんか「水が綺麗なところに住んでます」って感じのトンボ。
?!
最近どうも鹿の骨に縁があるようです・・・。怖い。
そして14時05分。識呂の滝に到着。
うん。相変わらず美しい。
識呂の滝は実は以前にも来たことがあります。すぐ近くに駐車場があるんで、そこからすぐです。
以前来た時の写真はこちら。18年の8月18日です。
さくっと来れる滝ですが、ここでも人を見かけたことは一度もありません。もったいないな。みんな滝とか好きじゃないんだろうか・・・
さて、これで今回の目的地は全て到達しました。すぐ近くの駐車場までさくっと行きましょう。
さくっと。
やっぱり誰も居ない。ここから識呂の滝までたった10分程度なんですがね・・・。
ちなみに永禅の滝までは30分くらいです。迫力があるのは永禅の滝の方ですね。
帰路
駐車場からは、車道を歩いて永源寺ダムまで戻ります。20分くらいかな。
そして14時35分。スタート地点に戻って来ました!
歩行時間:約4時間
歩行距離:5.5km
いつも登っている1000m級の山に比べれば楽勝だろう・・・と思ってましたが、予想よりはきつかったです。2.5時間くらいで戻ってこれると思ってたんですが・・・。
今回歩いたこの道は、かつてはきっと沢山の人が歩いていたんでしょうね。
今も道をしっかり整備して、見晴らしが良い場所を作ればいいハイキングコースになると思うのですが・・・。見事な滝が二つもあるんですし。
もったいないですね。
もし興味を持たれた方がいたら、まだ「道」が残っている内に行ってみることをお勧めします。きっと後悔はしませんよ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。