ながみえの旅

~ひたすらソロツーリングと山歩きと雑飯~

人生の目標について考えて係長への昇格を断ることにした話

こんにちは。ながみえです。

 

来週、係長への昇格を正式に断ろうと思ってます。

 

何て言って断るかを考えるために、この記事を書くことにしました。

今の状況

うちの会社では、昇格するためには「アセス」というのを受けて合格しないといけません。

 

今年の3月頃に、課長と室長から「アセスに推薦しといたよ」とめっちゃいい笑顔で言われました。推薦の段階で落とされることもあるそうですが、残念ながら僕は通ってしまったようで、本番に向けて準備しておけ、とのことでした。

 

正直、動揺しました。年齢的にまだ先の話だと思っていたからです。

 

僕は昇格したくないんです。

 

この時、どうやら僕の気持ちが態度に出てしまっていたようで、課長も室長も何となく僕が昇格を望んでいないことに気付いていると思います。

 

そしてそれ以降、室長がやたらとプッシュしてくるようになりました。

 

アセスの準備状況はどうだとか、あと昇格にはTOEICで一定以上の点数をとらないといけないので、その勉強は進んでいるかとか、この教材はお勧めだぞ、とか。

 

・・・正直、辟易してます。

自分はどんな社員なのか

評価されていることは素直に嬉しいです。でもその評価は間違っています。

 

僕は仕事中、「いかにして上手にサボるか」を常に考えているような人間です。

 

厳密に仕事時間を計ったら、僕はきっと周りの同僚たちよりもずっと少ないでしょう。

 

ぶっちゃけこの記事も仕事中に内容を考えたものを家で整理して投稿してます。

 

そんなダメ社員な僕ですが、まぁ仕事の一部では少し得意なものもあって、かつそれは面白いと感じるのでゲーム感覚でグイグイ進めてたらそれが評価されたようです。

昇格することにメリットはあるのか

そういえば昔ちょっと考えたことがあったなと思い出し、数年前のノートを引っ張り出したら自分のこんなメモを発見しました。

 

・昇格することのメリットは優越感のみ

・昇格しないことのデメリットは劣等感のみ

 

今考え直しても、その通りだと思います。

 

給料もちょっとは上がるようですが、これは僕にとっては大したメリットにはなりません。もっとドカッと上がるのなら違うかもしれませんが。

 

僕にとって昇格することのメリットは「ちょっと偉くなったぞ!」という自尊心と周りの人間がそう扱ってくれるようになる優越感くらいだと思います。

 

一方、「昇格しないこと」によるデメリットがあるのもまた事実です。

 

それは「あいつは能力が低くて昇格できない」と思われることです。事実は違っても、そう思われることは避けられません。

 

この件、社内の何人かには相談しましたが、それで分かったのは、世の中には「昇格を望まない人もいる」ということが理解できない人が一定数いるということです。

 

きっとあることないこと言いふらされるのでしょう。それを許容しないといけません。

 

後輩がいずれ自分より上に行ったときなんかも、きっとモヤモヤするのでしょう。

 

このメリットとデメリットは、どちらも自分のプライドに関わる話です。このプライド天秤にかけて、どうするか決めないといけません。

何のために生きているのか

ここでちょっと、「生きる意味」なんていう小難しいことを考えてみます。

 

自分は何のために生きてるのか。間違っても仕事のためではないはず。いや、仕事が楽しくて会社を大きくすることに人生を捧げるという人も世の中にはいるでしょうし、それを否定はしません。でも僕は違います。

 

しかしそれならば、僕は一体何のために生きてるのか。僕の人生の目標とは何なのか。

人生の目標なんて「幸福の最大化と維持」以外ありえない

皆さんは、人生の目標とかありますか?

 

僕はあります。「幸せになること」です。

 

非常にシンプルですが、これ以外には考えられません。きっと僕以外の全ての人も同じではないかと思います。むしろそうあるべきです。

自分の幸福条件は何だろう?

となると、問題は「どうすれば自分は幸せになれるのか」です。これを考えないといけません。

 

自分の幸福条件を理解し、それを満たすために行動するべきでしょう。果たして僕はどんな時に幸福を感じるのか。

 

ツーリングや山登りなどの一人旅が好きです。それらをやっているときには幸福を感じます。仕事のなかにも、楽しいと思える部分はあります。

 

しかし、それらは全て短期的なものです。

 

長期的な自己実現という視点だとどうなるでしょうか?

 

たぶん多くの人はこれを見据えて昇格を望むのでしょうね。「将来偉くなりたい」が目標、全然ありだと思います。

 

しかし僕はそのようには思えません。仮に将来偉くなったとしても、それで自分が幸福になるとは到底思えないのです。性分というやつです。沢山の部下を引き連れる自分は、きっとストレスでハゲています。

 

じゃあ将来どうなりたいんだ、というのを最近ずっと考えているのですが、正直分かりません。今のままでいいと思ってしまうのです。

 

ただ、それは少なくとも会社の中には無いと思っています。

まとめ

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長々と言い訳じみたことを書きました。ようは係長になりたくないんです。

 

まぁでも、そんなに難しく考えることもないのかもしれません。今なりたくないから断る、これでいい気がします。

 

もしいずれ考えが変わったらその時に立候補しましょう。大きなチャンスはないけど大きなリスクも無いのが安定したサラリーマンの最大のメリットですよね。なくなはいか。

 

気の向くまま。思うがまま。

 

流されずに、自分なりに生きていくとしましょう。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 

 

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